Photoshop Elementsのおすすめなところ
フォトレタッチソフトのPhotoshopは多くの機能を持つ便利なソフトとして有名ですが、高価であることでも知られています。
今回紹介する「Photoshop Elements」はこのPhotoshopの廉価版でありながら、その機能性は高く、フォトレタッチソフトとしての役目を十分に果たしています。
今回はこのPhotoshop Elementsのおすすめな点を紹介していきます。
Adobe公式サイト/Photoshop Elements
https://www.adobe.com/jp/products/photoshop-elements.html
価格が安い
Photoshop Elementsの一番の特徴は、何と言ってもその価格の安さです。
Photoshop CS6はソフト単体で購入すると88000円程掛かってしまいますが、Photoshop Elements9800円程と9割近く安く、リーズナブルな価格で購入することが出来ます。
その価格から初心者の敷居が高くなってしまっているPhotoshopですが、Photoshop Elementsの価格ならば、初心者でも充分に手を出すことの出来る価格と言えます。
機能が充実している
Photoshopを使う一番の目的である写真や画像の加工編集ですが、Photoshop Elementsは廉価版とはいえ、加工フィルターなどを始めとする加工機能がとても充実しています。
レイヤー機能や、テキスト加工、ブラシの種類の豊富さ、色相や彩度の変更、光のコントラストの強弱など、その種類は廉価版とは思えないほどの豊富さです。
また、ソフト内に入っているブラシや背景素材などのプラグイン素材も非常に多く、これらを活用する事で初心者でも簡単に効果のある加工が出来るようになっています。
難しい加工などをしなければ、これらの機能で露出機能を修正したりなどの画像の加工が十分に出来ますから、初心者には大変向いているといえます。
操作が簡単
Photoshopと比べるとPhotoshop Elementsには制限されている機能もあります。
パソコン画面のRGBでの出力は出来ますが、紙媒体への印刷用のCMYKでの出力は行なえません。
他にも、切り抜きなどに活用できるパスツール、色分けに使うレイヤーのアルファチャンネル機能や、3D画像編集や合成、HDR画像編集などはPhotoshop Elementsで制限されている機能です。
しかしこれらの機能はプロに求められる専門的なより細かい難しい機能なので、一般的な写真加工であればPhotoshop Elementsだけでもその役目は十分に果たせます。
むしろこれらの機能が制限されている分、難しい操作技術などを要求されないので、その操作は容易になっており、こういった点でも初心者に向いていると言えるでしょう。
写真の整理も簡単
フォルダなどに画像を沢山ため込んでしまっても、hotoshop Elementsには自動で写真を整理してくれる機能があるので、写真の整理が簡単に出来ます。
画像の名前や品質、被写体やスマートタグなどで画像をより分けることが出来て、さらに整理した画像を検索で呼び出すことも出来るようになっています。
イベントや出来事などでフォルダ分けをしておけば、見たい写真をすぐに見ることが出来ます。
編集機能にガイドが付いてくる
Photoshop Elementsには更に編集機能にガイドが付いてくるので、初心者でもプロ並みな写真加工が出来るようになっています。
そのガイドは49種類にも及び、このガイドに従って編集を行えば、迷うことなく画像の編集が出来るわけです。
まとめ
Photoshop ElementsはPhotoshopの廉価版でありながら、その機能は大変充実しています。
Photoshop Elementsを使えば初心者でも充分に写真の加工が出来るという事を色々解説してきましたが、如何でしたでしょうか。
確かに、ある程度制限されている機能も複数ありますが、それはあくまで世界的に有名である高価なフォトレタッチソフトであるPhotoshopと比較しての話です。
フォトレタッチソフトとしての役割は、Photoshop Elementsの機能だけでも十分に果たせると言って良いでしょう。
本家Photoshop の価格の高さから、個人ユーザーではつい購入を控えてしまいがちです。
その敷居を下げてくれることに貢献しているのは、間違いなく廉価版で手に入れやすい価格のPhotoshop Elementsだと言えるわけですね。
Adobe公式サイト/Photoshop Elements
https://www.adobe.com/jp/products/photoshop-elements.html
ライター名 :杉田
プロフィール:小規模IT系企業の総務・経理を担当。最新のIT情勢から、これからの企業のあり方、インターネットと社会との関わりかたを俯瞰して見据える。