ジャパンネット銀行は、2000年に日本で始めてインターネットバンキングサービスを提供した銀行です。
主な株主は、株式会社三井住友銀行とヤフー株式会社であり、日本の銀行の歴史を変えたといっても過言ではありません。では、ジャパンネット銀行の特徴について、詳しくまとめていきます。
原則24時間365日取引が可能で、パソコン・スマホ・タブレットからいつでもどこでも振り込みや残高確認ができることです。
従来は、銀行の支店やATMの稼働時間に縛られていた手続きが、ジャパンネット銀行のおかげで完全に制限がなくなりました。
基本の銀行サービスに加え、Visaデビットや、BIGやナンバーズなど、幅広いサービスを提供していることです。
ワンタイムパスワードを使用した最先端のセキュリティを構築しており、安心してインターネットバンキングサービスの利用ができます。
戦後、政府は銀行免許を新規で交付したことがなく、まったくのゼロから銀行をつくったのはジャパンネット銀行が戦後初の事例です。
しかも、従来の銀行とは全く違い、インターネットを利用するという全く新しいタイプの営業方法で、どのように運用していくのかという課題を克服したパイオニアになります。
そんなジャパンネット銀行が日本初のインターネット専業銀行として営業開始したのが2000年10月のことです。
2000年という年は、「Yahoo! JAPAN」の一日あたりの総アクセス数が1億ページを突破したり、「Amazon.co.jp」がオープンしたりと、インターネットが爆発的に普及した年です。
その後、コンビニATM網イーネットとのATM提携や、郵便局(現ゆうちょ銀行)とのATM提携、スポーツ振興くじ(toto)の取り扱いを始めるなど、幅広く展開がなされてきました。
http://www.japannetbank.co.jp/company/15th/index.html
ジャパンネット銀行は変わった支店名ばかりを設定していることでも有名です。ネット銀行は、仮想上のインターネットに置かれている銀行なので、実際の支店はありません。
しかしながら、別の銀行同士を回線でつないで、振り込みを可能にする全国銀行データー通信には、銀行コードと支店コード、口座番号の3つで管理されているため、ネット銀行にも支店名が欠かせないのです。
そこで、ネット系銀行も支店を設けて口座番号を管理しているのです。
ジャパンネット銀行は、全部で7つの支店があり、本店営業部やビジネス営業部を除き、全て鳥の名前を用いているのが特徴です。実際には、すずめ、はやぶさ、ふくろう、フラミンゴ、ペンギンの5つになります。
http://www.japannetbank.co.jp/information/branch/index.html
ジャパンネット銀行の振込手数料一覧はホームページにも公開されていますが、インターネットバンキングであれば、ジャパンネット銀行の口座宛は金額に関わらず54円(税込)になります。
他の金融機関宛は、振込金額が3万円未満であれば172円、3万円以上であれば、270円です。
http://www.japannetbank.co.jp/information/fee/transfer.html
ジャパンネット銀行には提携ATMが多数用意されています。
セブン銀行、イーネット、ローソン、三井住友銀行、ゆうちょ銀行が提携先であり、提携ATM入出金手数料は、毎月最初の1回(入金・出金それぞれ1回)はなんと無料になっています。
なお、振込については、三井住友銀行のATMのみが対応しており、提携ATM出金手数料162円と三井住友銀行の振込手数料が必要になります。
http://www.japannetbank.co.jp/information/fee/atm.html#H2_3
前月の預金平均残高(円普通預金、円定期預金)が3,000万円以上の利用者は、提携ATM利用手数料と振込手数料の優遇措置を受けられます。
インターネットバンキングの振込手数料は、ジャパンネット銀行宛であれば、回数・振込金額にかかわらず振込手数料無料になります。
他の金融機関宛は、月5回まで振込金額にかかわらず振込手数料無料になり、6回目以降は、通常の振込手数料が発生します。
http://www.japannetbank.co.jp/information/fee/advantageous.html
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