コンテンツやアプリで利用されているFlash Playerとは
Adobe flash player(アドビフラッシュプレイヤー)とはAdobe社が提供するflash再生ソフトです。
adobe flash playerは一般での利用は無料で、インストールも簡単にできるのが特徴です。有料のライセンスはクリエイター向けなので、普通の人が手軽に利用できるのも魅力になっています。
世界中で普及している動画再生ソフト
adobe flash playerは世界で普及している動画再生ソフトといわれています。
動画サイトのほか様々なインターネットコンテンツやアプリに利用されていて、adobe flash playerをインストールしないと使えないものもあるほどです。
パソコンだけでなくスマホにも利用され、ゲーム作成などにも一般的に使用されています。
adobe flash playerは基本的な利用をするだけなら無料ですが、クリエイター向けのプランは有料です。
adobe flash playerのユーザー数は13億人を超えるとも言われています。各企業は巨大なインターネット市場にアクセスするために、ライセンス料を支払って開発に利用しています。
企業などビジネス用途だけでなく、教育機関向けプランなども存在します。開発者に向けた情報発信なども積極的に行っていて、Adobe全体での巨大なコミュニティを形成しているのです。
ユーザー登録しなくても利用が可能
Adobe社はアメリカの企業です。flash player以外にもPhotoshopなど、画像や動画に関するソフトを多数開発しています。日本法人も存在するグローバル企業の一つです。
adobe flash playerの特長の一つが、会員登録をしなくても手軽に利用できることです。ダウンロード時に規約へ同意をすれば簡単に利用できることも、普及が進んだ理由の一つになっています。
ダウンロードページからは常に最新版がダウンロードできます。動作がうまくいかない時などには最新版をダウンロードしなおしましょう。
adobe flash playerのバージョンが古いと最新の動画が再生できなくなってしまう場合があり、最新版をダウンロードすることで動作が改善するケースが多いのです。
adobe flash playerのインストールは、公式サイトのダウンロードページから「今すぐダウンロード」をクリック、またはタップするだけです。
「今すぐダウンロード」を選択した時点で、利用規約に同意したものとみなされます。
一般利用の場合はライセンス料などが発生しないため、安心してインストールすることができます。
オプションのMcAfee Security Scan Plusはセキュリティソフトの一種です。チェックがついたままインストールを選択すれば、既存のセキュリティソフトの稼働状況などを自動でチェックしてくれます。
McAfee Safe Connectはデータの覗き見防止機能などを盛り込んだセキュリティソフトで、セキュリティの強化に役立ちます。
パソコンやスマホに容量に余裕がない場合や、他のセキュリティソフトで十分だと思う場合はチェックを外してインストールしてください。
どちらも無料のため、チェックを外しても外さなくても追加料金がかかることはないため安心です。
adobe flash playerが利用できない場合は?
adobe flash playerは無料で使えるソフトウェアですが、スマホやパソコンのセキュリティの関係で利用できないケースがあります。
特に学校や企業のパソコンは制限が厳しいことが多いので、管理者に問い合わせなければダウンロードも起動もできない場合があります。
利用を制限する理由は管理者によって異なります。それぞれのルールを確認した上で、必要であれば管理者に問い合わせて調整を行います。
自分のパソコンやスマホで再生できない場合は、セキュリティの設定を見直してみてください。ウェブサイトを閲覧するためのブラウザソフトがadobe flash playerをブロックしているケースもあります。
世界で普及しているブラウザの一つにGoogleが提供するChromeがありますが、Chrome は設定を変更しないとadobe flash playerが利用できません。
この場合はGoogle Chromeのヘルプページの手順に従い、設定を変更する必要があります。
flashの表示は利用状況に応じて再生許可を出すこともできるようになっています。「常に再生」以外にも「再生の度に確認を行う」設定、あるいは表示自体をしない設定にもできます。
セキュリティソフトの関係で動かなくなってしまうこともあるため、セキュリティソフトにadobe flash playerが無害であることを教えなければならないケースもあります。
この場合は各セキュリティソフトの操作手順に従い、adobe flash playerのインストールやアップデートを許可してください。
セキュリティソフトが干渉するのは、adobe flash playerが自動更新されるためです。許可を与えておかないと、悪いソフトやウィルスが起動していると勘違いされるうケースがあるのです。
adobe flash playerのダウンロードページから問題をチェックすることも可能なため、『注意』という表記がないか確認するのもおすすめです。
『注意』の表記がある場合は、トラブルシューティングに関連するリンクから、何が原因で問題が起こっているかを確認することができます。
画面上にアップデートの情報が表示された場合は?
パソコンを利用している時に、adobe flash playerのアップデート案内が表示される場合があります。
OSやバージョンによって異なりますが、アップデート案内が表示された場合は、最新版のインストールを行ってください。
手順は簡単です。アップデート案内が表示された画面からインストールを選択するだけです。
パソコンの設定によってはユーザーアカウント制御の画面が出ることがありますが、こちらは「はい」または「続行」を押せば作業を続けることができます。
インストール時に使用許諾画面が表示されたら「許諾」にチェックを入れてインストールします。
設定によっては自動でダウンロードやインストールがされるようになっているため、アップデート案内自体が出ないケースもあります。
スマホでアップデート案内を目にすることが珍しいのは、多くのスマホで自動更新が選択されているためです。
フィッシングサイトや詐欺などではないかと不安になった場合は、公式サイトのダウンロードページからダウンロードしてしまうのが一番でしょう。
最新版をダウンロードをしてしまえば、表示が出ることはありません。フィッシング詐欺などにだまされる心配もなくなります。
公式サイトからのダウンロードであればデータが上書きされるだけで済むため、利用上の不安要素を消すことができます。もちろん、公式サイトからのダウンロードも無料です。
ブラウザから見ることができない動画がある際には、adobe flash playerを最新版に更新し、セキュリティソフトの状態も確認してみることをおすすめします。
Adobe公式サイト/ flash player
https://www.adobe.com/jp/products/flashplayer.html
ライター名 :杉田
プロフィール:小規模IT系企業の総務・経理を担当。最新のIT情勢から、これからの企業のあり方、インターネットと社会との関わりかたを俯瞰して見据える。