作れるようになりたい和食ナンバー1!肉じゃがのレシピやアレンジはどんなもの?
「肉じゃが」という料理は和食では定番の人気レシピですよね。
材料も牛肉・じゃがいも・玉ねぎ・にんじんという、カレーライスと一緒のありふれた食材のみで簡単に作ることができる料理ですから、牛肉はともかく、冷蔵庫の余り野菜でもできるため、そういった意味でも人気レシピなのかもしれません。
photo by Naotake Murayama
なおカロリーも一人分170カロリーほどと多すぎず少なすぎず、腹持ちもまずまずなのでおすすめのおかずです。
肉じゃがを作るための下ごしらえって?
簡単に肉じゃがの作り方を書いていきますと、材料の牛肉・じゃがいも・玉ねぎ・にんじんをそれぞれ切っておきます。
材料ですが、4人分の場合牛肉が250g、じゃがいもは2個から3個、玉ねぎ1個、にんじん1本ほどです。好みでグリンピースを入れてもいいでしょう。
牛肉は一口大ほどの細切れに、じゃがいも、にんじんは小さめの乱切りに、玉ねぎは好みで切り方が変わりますが、私はくし切りですませています。
カレーの場合は肉を最後に入れるケースが多いですが、肉じゃがは一番初めに鍋で牛肉を炒めます。しかしここで肉に火を通しきってしまうとあとで焦げたり、硬くなってしまったりという可能性が出るため、半分くらい火が通った状態で野菜を入れる方が経験則としていいような気がします。
そして肉と野菜を一緒に炒めるのですが、野菜に火が通ったかどうかを確認するにはじゃがいもを見るのがいちばん分かりやすいです。いもが半透明くらいに透き通ったら、味付けを始めます。
味付けの分量とポイント!
まず水でうすめただしを2カップほど(使用するだしによって変化させてください)入れるのですが、ここに美味しい肉じゃがができるかどうかのポイントがあって、鍋に浮いたアクを面倒臭がらずにきちんと取り除くことではないでしょうか。
料理というものは、手間を惜しまず丁寧に作れば作るほど、美味しくなるのです。ただ牛肉の場合、アクを取りすぎると肉の出し汁まですくってしまい、物足りなくなりますので、肉のだしまで取りすぎないよう気をつけてください。
そのあとは砂糖(大さじ3)・酒(大さじ2)・みりん(大さじ2)・しょうゆ(大さじ2から3)といった順番で入れていきます。
注意することといえば、しょうゆは少しずつ入れるということでしょうか。ほかの調味料を入れすぎた場合はなんとかカバーすることも可能なのですが、しょうゆの場合は味が濃くなりすぎてフォローが難しいです。
味見をしつつ丁度良い頃合いになったら、鍋にふたをしたあと弱火にして、3分から4分ぐらいを目安として煮詰め、完成となります。
肉じゃがのアレンジあれこれ
photo by Daisuke Murase
ところで最近は肉じゃがも豚じゃがといった亜流(といいつつ我が家でも豚肉しかない場合良く作りますが……)のほかにも、完成した肉じゃがをアレンジしてグラタンやコロッケの具にすることも多いそうですね。
ほかにも色々作れそうですから、研究してみるのもいいかもしれません。
水なしでも作れます!肉じゃが
最近肉じゃがのレシピを見ていて一番驚いたのは、水を入れないで肉じゃがを作るレシピが存在するということでした。味付けは難しいのではないか?もしかしたら焦げてしまうのでは?ということが色々思い浮かんでしまったためです。
水なし肉じゃがの大まかなレシピは、これも大まかに書いておくと砂糖・酒・しょうゆといった調味料のみで料理をし、中火でゆっくり20分ほど煮るというもとになっていました。
どちらかというと蒸し煮といったかたちなのでしょうか。
当然蒸しているときは焦げないように鍋の中をひっくり返しつつ煮るとのことです。じゃがいもがほくほくになるとのことで、これはこれで美味しそうですね。
ただ煮る時間が通常の肉じゃがよりもずっとかかる訳ですから、せからしい夕方には作ることができないのが残念ですね……!!
未成年が購入可能なのは「みりん風調味料」
ところで肉じゃがにみりんを入れる場合はやはり本みりんがいちばんですね。
しかし未成年の場合、法律で酒類が購入できないため、一人暮らしの大学生が彼氏に肉じゃがを作ってあげよう!と思ってもみりん風調味料で作った肉じゃがしかごちそうできないのがなんだかかわいそうだなあ、と思ってしまいました。
まあ、20歳を過ぎたら成人のお祝いを兼ねたおいしい本みりんの肉じゃがでお祝い、というのも新鮮でいいかもしれませんね。
肉じゃがについて色々知りたい方はおなじみWikipediaをどうぞ
https://ja.wikipedia.org/wiki/
クックパッドの肉じゃがレシピはこちら
めんつゆを使った簡単アレンジなど肉じゃがの作り方まとめはこちら